拙者は轟斬九郎、暑さよりも寒さに強い耐寒侍。

立て続けに現われし特異個体、
こたびは、氷狐竜に挑みてみ申した。
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従来が氷狐竜と比べて鮮ややな体色をばしてゐて、
反り返った角は、まさに狐が耳がやう。
更に怒ると周囲に冷気をば漂わせ、強力な連続攻撃をば仕掛けてき候。

然し乍ら派手な攻撃、増ゑた分大雑把に成り申したか、
隙あらば斬撃!
と許りに斬り続けてゐたら見事討伐。
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まあ凍傷などこちらも結構負傷候成り申したが………。


其れにしてもこが氷狐竜、
今まにて殆んど目撃させてゐのうこざったに特異個体は発見が早かったでござるな。

兎も角早う帰りて温泉に………おっと、こちらの拠点には無かったでござるな。

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